2024/02/25
お知らせ佐賀県のイベントで指導しました
こんにちは!
2024年2月24日に佐賀県の中体連主催の軟式野球指導会にお招きいただき、強化指定選手60名を相手に指導させていただきました。
強化指定選手に選抜されただけあってレベルはかなり高いという印象を受けましたね。
指導内容
流れとしては、ストレッチから始まり、体幹、ダッシュでアップが終了。
その後、各ベースに15名ずつ分かれて集まり、ベースランニングの仕方、盗塁、投手のくせを探す方法など多岐にわたり指導。
昼食をはさんで、午後からは各ポジション別でキャッチボールから開始。
私は投手部門を任されましたので、握り方の注意点、リリースのときの圧のかけ方、力を入れるタイミングを身につけるためのキャッチボール方法、リリースの時の体幹の使い方、前足の重要性などを伝えさせていただきました。
その後も野手は守備、バッテリーはピッチングにわかれ、各ポジションで濃い時間を過ごしました。
ブルペン投球での気づき
20名近くの投手を指導させてもらいましたが、中にはほとんど何も言うことがないくらい完成された投手もいましたが、ほとんどの選手が踏み込み足に体重を乗せるのが苦手なんだなと感じました。
もちろん軸足の意識は大切なんですが、リリースの強さを出すのは踏み込み足なんですよ。
なので、踏み込み足に股関節の引き込み(お腹のほうに寄ってくる動き)や、お尻でたえる力をやしなってもらえたらと思います。
参加指導者の紹介
この指導会の主催は、様々な球団で活躍された野中さん。
代表の前田とオリックスでともに戦った先輩でもあります。
そして、日ハム、ソフトバンクで活躍された田口さん。
捕手のかたで、ものすごく元気で誰に対してもリスペクトを持つ素晴らしい人格者です。
この日のために2024年キャンプの関係者しかもらえないソフトバンクのキャップを持ってきてくれて、参加選手1名に贈呈していただきました。
3人目は、近鉄バファローズで選手として活躍し、のちにトレーナーとしてオリックスで活躍された吉良さん。
代表の前田と同級生で、オリックスで選手の身体のメンテナンスをしてくれていました。
それに前田を加えた元プロ野球選手4名での指導会でした。
まとめ
元プロ野球選手だからといって教えるのが上手いか?といわれればそんなことはないんですが、この日集まった指導者は「子どもたちが少しでも将来に役立つために」を合言葉に集まった指導のプロです。
超有名選手ではないかもしれませんが、1軍で活躍した経験もあり、子どもに教えるプロでもあるので、参加した選手にはものすごく良い経験になったと思います。
お招きいただいた佐賀県中学体育連盟さんの素晴らしい企画。
こういうイベントが全国でも広まってくれればと思います。